ばたーかすてら


『和菓子』と『洋菓子』の子供みたいな風合い
かすてらが和菓子ならば、ばたーかすてらは洋菓子ではないでしょうか。姿かたちは弊社自慢の特製五三焼かすてらと同じですが、漂う香りは全く別の品物です。
異国の薫りを感じる食べ物の代表格といえば、牛乳をはじめ、バターやチーズなどの乳製品。全国に普及し一般的になったのは戦後になってからです。そもそもバターが日本に紹介されたのは明治維新後といわれていますが、すでに長崎では江戸時代、出島で行われたオランダ正月の宴に出された献立を記した「長崎名勝図絵」に登場しています。
南蛮より伝来したカステラとバターを融合させ、実際に焼きあがったばたーかすてらは、ベビーカステラやホットケーキのような、優しい上品な甘味と、五三焼かすてらよりも口どけの良い食感で、洋菓子のような風合いです。
生地にバターを溶かし込むかのように、熱を加えるとこんがりとジューシーな食感と、豊かな風味が口の中に広がります。温めて食べるカステラ、ばたーかすてらは異国情緒豊かな長崎らしい味わいです。
居酒屋『倭からん』で女性に人気の
『炙りばたーかすてら』

『ばたーかすてら』は、当店で『炙り ばたーかすてら』としてメニューにあり、特に女性に人気のスウィーツです。炙ることによって、ふんだんに使っている生地の中のバターが溶けだし、中はジューシー、外はカリっとした新感覚のカステラ。
お家でもカンタンに暖かい『ばたーかすてら』を楽しむことが出来ます。

ばたーかすてらをお好みの大きさにカットして電子レンジで30〜40秒温めるかオーブントースターで両面を焼いて召し上がると又違った風味が楽しめます。電子レンジならふっくらした食感、トースターならサクッとした食感です。
